新築や改装したときはどうしても「新築のにおい」がします。これを「いい香りだ」「新築のにおい」と言って大きく息を吸う人もいるくらいの隠れた人気がありますが、もちろん、体にいいことはありません。「新築のにおい」の正体は、合板、クロス、樹脂などの化学物質と両面テープや接着剤などから出てくる化学物質のにおいです。
それらが厚労省が定める対象のガスかどうか、また指針値以下かどうかは測定しないとわかりませんが、実態は意外と良くないようです。VOCをほとんど含まないとされている建材や材料だけにしても施工後は出ているという話もよく耳にします。こういうときはもちろん「換気」が大事です。
ただ、壁などから出続けることになるので月日を要することになります。
そのため、この時期はできるだけ多くのVOCを壁などから追い出さないといけません。
温度を上げるとどんどん出てきますので換気を工夫しながら行うといいです。
ただ、天候や防犯上などから開けっ放しというわけにもいきませんので短期間で簡単にとはいきません。